
江戸時代の日光社寺(東照宮・二荒山神社・輪王寺)は格式を重んじる風潮が強く、
境内参入についてもいろいろなきまりがありました。
履物は社内参入には草履を使用するのが原則でしたが、石や雪道、坂道も多くて不便なため、
草履の下に木の台を付けた「御免下駄」(ごめんげた)が考案され、日光にすむ下駄職人達の手で
作られました。
これを明治期に実用向きに改良したものが現在の日光下駄です。
日光下駄の特徴は、竹の皮で編んだ草履を麻ひもで 木地下駄の台に縫い付けてあります。
草履は竹の皮を用いているため、 足にやさしい吸収性と保温効果があり、
素足で履くと最高の履きごこちを味わうことができ、栃木県日光の工芸品として、
また土産品としても人気があります。